青蓮院門跡

青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)は、天台宗の三門跡(青蓮院・三千院・妙法院)の一つに数えられる、非常に格式高い門跡寺院です。皇族や摂関家の子弟が代々住職を務めてきたため「粟田御所(あわたごしょ)」とも呼ばれ、境内には宮廷文化の気品と、東山の豊かな自然が織りなす静寂な空間が広がっています。
主要な見どころ
- 巨大なクスノキ(京都市登録天然記念物)
神宮道に面した境内入り口にそびえ立つ、樹齢およそ800年といわれる5本の巨木です。親鸞聖人が植えたと伝えられており、ダイナミックに広がる枝葉が青蓮院の象徴として参拝者を迎えます。 - 華頂殿(客殿)の蓮の襖絵
客殿からは、四季折々に美しい庭園を一望できます。室内を彩るのは、現代の絵師・木村英輝氏が奉納した、鮮やかな60面の蓮の襖絵(青の幻想・生命賛歌・極楽浄土)です。伝統的な寺院建築と現代アートが見事に融合しています。 - 主庭「相阿弥の庭」・「小堀遠州の庭」
室町時代の画師・相阿弥が築いたと伝わる主庭は、東山の湧水を引き入れた「竜心池」を中心とする美しい池泉回遊式庭園です。北側には江戸時代の造園家・小堀遠州作と伝わる「霧島の庭」もあり、初夏には霧島ツツジが真っ赤に染まります。 - 青不動(国宝)
日本三大不動の一つに数えられる「絹本著色不動明王二童子像(通称:青不動)」を祀っています。平安時代に描かれた最高峰の仏画であり、現在は奥の将軍塚青龍殿に安置されています(本堂では復元複製を拝観できます)。
基本情報とアクセス
- 拝観時間
9:00~17:00(受付終了16:30)。 - 拝観料
大人500円 / 中高生400円 / 小学生以下無料。 - アクセス
・京都市営地下鉄東西線「東山駅」1番出口から徒歩約5分。
・当旅館「せいしん庵」から徒歩約7分。 - Webサイト
天台宗 青蓮院門跡 - GoogleMAP


